＊寫眞機商コウジヤ＊:M42用スーパータクマー50mmF1.4 ・8枚玉/7枚玉の撮り比べ！

2019年01月27日

M42用スーパータクマー50mmF1.4 ・8枚玉/7枚玉の撮り比べ！

M42用スーパータクマー50/1.4 ・8枚玉/7枚玉の撮り比べ！

＊注＊8枚玉は販売品では無いです、オーナーさんご好意でテスト用に貸し出してくれました。ありがとうございました。7枚玉は色々と在庫ありますよ！笑

8枚玉！なんて言えば～普通のライカマニアさまなら皆さん持ってる初代ズミクロン35mmf2の事かとお思いでしょうが・・・なんと！スーパータクマー50mmF1.4の事なんですよね(苦笑)。当店ブログを見てくれてる昔からの常連マニアさまでしたら常識的な事項ですが・・・最近の若いマニアさま向けに下記ご参考用にUPしますね！

距離計レンジファインダーカメラから一眼レフカメラに切り替わる初期には、標準50ミリの大口径は設計が難しく・・・大口径F1.4クラスでも58mmf1.4とか55mmとかありましたよね？で、旭光学が50mmF1.4を出したのですが6群8枚構成と非常に凝った設計でした。コスト掛かり過ぎたのか？その後、酸化トリウムレンズ使用して7枚構成にしその後ずっと長い期間そのままアトムレンズ(放射能レンズ)を発売し続けます。当然放射線が出てるワケですが、微量ですのでそれほど気にしなくても良いレベルだそうです。当時、このレンズを研磨して製造していた人は大丈夫なのか？とは思いますが…普通に使うのには全く問題無いでしょう。

黄色くないM42スーパータクマー50mmf1.4、所謂〜8枚玉ですね！！昔は初期型だね、って位の価値でしたが…最近ではド高い相場ですからね(苦笑)。写りは大したことも無いようというかフツーな気もします…当時の一眼レフ用標準大口径レンズって描写でしょう！

8枚玉と7枚玉の見分け方、などはすごいマニアさまがネット上で解説してますので、そちらでご確認下さいね。簡単に言えば・・・黄土色・ウーロン茶色に黄変色してしまってるのがアトムレンズ(7枚玉)ですが、それらと比較してみると …絞り環にF2表記あります(7枚玉は・です)、赤外線補正指標(赤線)はF4より内側です(8枚玉の最初期はR刻印入り)、製造番号表記の位置が8枚玉はJapanの後ろです、あとは字体など～～色々と判別するべき箇所あります…
クラカメ道は奥が深いのであります(笑)。

で、やはり～描写性能が気になりますよね？8枚玉は7枚玉よりも性能高いから～人気高くてお値段も高いのか？ほぼ同じ条件でデジタル一眼で試写してみましたので、下記作例をご確認下さい。キヤノンEOS-5Dマーク3＋アダプター使用で撮影ですが、アダプター不良で無限出てないようでした(苦笑)。

M42用スーパータクマー50mmF1.4 ・8枚玉/7枚玉の撮り比べ！

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上記写真でも黄色っぽいのが判ると思います(苦笑)。レンズ取り付けてファインダー覗くと・・・驚きますよ！すごく黄色いです(笑)。

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EOS5DマークIII ＋アダプターで撮影、JPEG撮りっ放しです。
1段目：室内/絞り開放F1.4（8枚玉）

2段目：屋外/絞り開放F1.4（8枚玉）

3段目：屋外/絞りF8（8枚玉）

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EOS5DマークIII ＋アダプターで撮影、JPEG撮りっ放しです。
1段目：室内/絞り開放F1.4（7枚玉）

2段目：屋外/絞り開放F1.4（7枚玉）

3段目：屋外/絞りF8（7枚玉）

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当店は…外観の傷・擦れ・当たり凹み等、光学系の傷・擦れ・カビ・汚れ・ホコリ・等、シャッター音・巻き上げなどの感触等、が理由の返品不可ですので、動画でよーくチェックして下さいね。
大昔のクラシックカメラとレンズです、完璧な物では無いので、ご理解ご了承頂ける方へ。

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M42用スーパータクマー50mmF1.4 ・8枚玉/7枚玉の撮り比べ！