＊寫眞機商コウジヤ＊:アルパ6c + ケルン・スイター50mmF1.8

2018年02月07日

アルパ6c + ケルン・スイター50mmF1.8

こちらにも多数のお問い合わせご質問を誠にありがとうございました。
某マニアさまより～早速正式なご注文を頂きました！ありがとうございます！！

いつも本当にありがとうございます！まいどです！！

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アルパ6c + ケルン・スイター50mmF1.8
ALPA 6c + KERN - SWITAR 50mmF1.8

こちら綺麗では無いです！(苦笑)・・・本当に実用向けと思います。綺麗なモノ好きな人や、細かな事が気になる人は、間違っても～買うのはやめときましょうね。

スイスで工業製品と言えば・・・時計が超有名でしょう。その時計部品メーカーである、ピニオン社が生産したカメラが～アルパです。少数生産で非常に高価なカメラだったのにも係わらず、1944年～1989年まで45年間も生産されてました。それだけスゴイカメラだったのですね。

スイスのムービーカメラと言えば、ボレックスですが…その天才設計者・ボルスキーが設計したスチルカメラがアルパです。最初期は、距離計レンジファインダーも併せ持った一眼レフと、凝っていて面白いカメラでしたね。中期以降は普通の一眼レフになってしまいますけど…

アルパが人気有るのは～レンズが素晴らしいのも大きな理由でしょう。同じスイスだからか、設計者がボレックスと関係深いからか、スイス製の高性能なムービー用シネレンズも供給されてました。シネに詳しい人ならご存知でしょうが～映画用のレンズは、普通のスチルカメラ用レンズとは性能の次元が違います。映画上映するには収差が深刻な影響出るので、アポクロマートは当たり前なんでしょうね。スチルカメラ用のレンズでアポなんて、相当な高級望遠レンズだけでしたが・・・ケルンは標準50ミリでもアポらしいです、良く写るワケですね(苦笑)。最近、ライカから出た、アポズミクロン50/2なんて70万とかしますからね～ビックリ！笑

Kern Arau社(ケルン・アーラウ社)は、映画用シネレンズを製造している超高級レンズメーカーです。ムービーレンズ以外には、同じスイスのアルパにのみスチルカメラ用として提供されました。50ミリ標準レンズの、スイターとマクロスイターですね。

マクロスイターがあまりにも有名ではありますが、普通のスイターとレンズは基本的に同じだそうです。完全色消し/アポクロマートの標準レンズなんて他はありませんでした(最近、ライカ社からアポズミクロン50/2出ましたけどね)。サスガにシネ用レンズだけの事はありますよね。

今回付属のレンズは、シャッターボタンと連動し自動絞り化されたモデルです。ケルン・アーラウ社製・スイター50mmF1.8・5群7枚アポクロマート！蛍石/フローライトレンズを贅沢に使った設計だったと言われてます。歴史的な銘玉でしょう！

アルパはなかなか使い難いカメラなので、アルパ以外でレンズを使う事が多くなるでしょう・・・で、アダプター使用となるのですが、最近では安価なアダプターも出ています、良い時代です(笑)。当方所有のデジカメ＋アダプターでは無限もピントがバッチリ合いましたが、他のミラーレス等デジカメ＋社外製アダプター使用時の相性保証は難しいのでご了承下さい。また、最新レンズの様なカリカリシャープなピントは期待しないでね(苦笑)。

ボディは、アルパレフレックス6cです。それまでのアルネアモデルとは違い、一般的なペンタプリズムになりアイレベルで普通に撮影出来るようになりました。1960年発売で3605台のみ生産です(アルパとしては多い方ですけど…)。セレン式の露出計が内蔵されたモデルですね、モダンなデザインです。6cには緑色グリーンが84台生産されてます…緑好きとしてはぜひ欲しいのですが～見た事無いですし、あったとしても超高価なんでしょうね(苦笑)。6cには他にブラック黒塗りも418台生産されていてコレも人気高いようですね。当機はクロームというか銀色ですが、メッキでは無いです。銀色塗りの時代ですので、独特の感触が良いですよ～笑。

＊注意＊このセットですが、小難ありです！レンズの前玉に拭き擦れが多めにあります。ボディは一応動いてますが、かなり使い込んだ感じで擦れてます。メーターはほぼダメと思って下さい。・・・詳細は下記の写真やYouTube動画でよーく見てチェックして見て下さいね。

アルパ6c + ケルン・スイター50mmF1.8

ボディ外観には使用感ありありで擦れてます、角々には塗装が落ちてる箇所も有りますね。ただし、ガチャガチャに使った感じでも無くヒドイ感じは受けません。大傷や当たり凹みなど致命的なダメージは受けてないようだからでしょうね。蓋部と本体との番号も合ってました。

ファインダーまずまずでしょうかね？綺麗に見えてるとは言いませんが～汚いワケでも無いですよ！プリズム腐食などダメージは無く、多少の汚れやゴミ入りって感じでしょう。古いアルパにしてはまあまあ良い方かと思います。

シャッターはスローから高速まで一応動いてます、1秒も元気よく動作してました。最高速付近のダイヤル目盛りが細かくて、合わせ難いのでよく分からないのですが・・・1/1000秒付近に3つ目盛りありまして、一番外側に合わせると幕がほぼ開いてないように見えます。次の目盛りですと一応開いてるように見えます。1/500秒ならキチンと開いてますが最高速はダメと思って下さい。露出計メーターは室内ではほとんど反応しません、ほぼダメと思って下さい。シャッター精度とメーターは現状のままでお渡しとなります。

ミラーは綺麗で良い感じです。クイックリターンでは無いです、シャッターボタンを離すと戻ってきます。巻き上げの向きも普通とは逆です、巻き戻しはノブでは無くパンタグラフ式クランクで動きも楽しいです、等々～チョット変わったカメラですので、面白いよ！笑

レンズは外観まあまあ綺麗です、特に使い込んだ感じも無くヒドイ傷なども無いようで悪くは無いです。が、レンズ前玉に拭き擦れ多めです！ガリガリ傷では無いですし、内部の抜けは良くスカッとしてるからか？実写してみて、OKレベルと個人的には感じました。内部には少しの汚れやホコリなどは入ってますのでご了承下さい。

試写して作例写真を下記に載せてますので、必ずご確認下さい。作例くらいには写ります！実用OKと思いますが～傷物キライな人はやめときましょう。

ソニーα7II＋アダプターで撮影、JPEG撮りっ放しです。
1段：室内/絞り開放F1.8 (ヘリコイド付きアダプターで接写してます)

2段：室内/絞り開放F1.8・通常最短距離で撮影

3段：屋外/絞り開放F1.8

4段：屋外/絞りF8

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YouTubeに動画UPしました、各部の詳細から動作音まで必ずご確認下さいね。カメラの使用方法解説で動画を載せてる訳では無いです、販売用商品の説明になります。

説明文だけでは全てはお伝え出来ませんので、動画も載せるようにしております。各部の状態チェックは勿論ですが～欠品や部品違い等も有るといけませんし、動画内の説明では全ては伝えられません。各部の細かな点までよーく見てご判断下さい。ヘリコイドの繰り出し量から絞り羽根など動画で写ってる状態での販売になりますので、ご理解ご了承下さい。

動画に写ってるモノで、付属品は全てになります。

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当店は…外観の傷・擦れ・当たり凹み等、光学系の傷・擦れ・カビ・汚れ・ホコリ・等、シャッター音・巻き上げなどの感触等、が理由の返品不可ですので、動画でよーくチェックして下さいね。
大昔のクラシックカメラとレンズです、完璧な物では無いので、ご理解ご了承頂ける方へ。

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