＊寫眞機商コウジヤ＊

1983年発売当時定価50ミリF1,4付きで￥１１１，０００－のニコン中級機です。

絞り優先AE機能・最高速1/4000秒シャッター速度・スピードライト同調速度1/250秒・TTL調光機能といった当時の最先端技術を載せています、中級機でありながら当時としては最高峰の機能でしたね。

世界初1/4000秒・シンクロ1/200秒は姉妹機FM2の機械式シャッターでしたが、FE2は電子式で1/4000秒・シンクロ1/250秒を達成しています。シャッター羽根がハニカム状にエッチングされたチタン製となっておりますように、コスト度外視でしょうね～。その後このシャッターはFAにも乗りましたし、NewFM2も同等の性能になりましたね。

性能も素晴らしいし、指針式の露出計は使いやすいし、ニコンだから壊れないし（笑）人気有りましたね～～

今回入荷分は動いてまして壊れてませんでしたがモルトとかダメでしたし接眼部カビとかありましたが、外装綺麗でしたので…修理屋さんにて完全ＯＨしてしましました。修理屋さんによりますと、セルフタイマーが壊れていたそうで交換したそうです（部品まだあるのね）。レンズはAiが付属ですが…かなりひどいカビが有りましたので清掃ＯＨしました。だいぶ綺麗になりまして、カビは無くなりましたが…カビ痕？薄曇りは残ってますね。まぁ実用上無関係でしょう。

修理証も付属ですので、約半年間の保証残あります。部品有るところの故障でしたら、保証できますけど…部品無い個所の故障はご勘弁下さいね。




FE2の修理風景です～結構バラバラにしちゃうんですよ、
コレ見ると修理代高いとかも言えませんね～～


ついでに・・・先日修理ＯＨしたOM-1黒です、かなりの初期型で
中身はほぼM-1と言っても良い個体だったそうです（修理屋さん談）。