Leica A / ライカ A型 #4万台・新エルマー付き
底板など塗り直し部あります
個人的に…距離計の無いライカが好きです。
レンズ交換出来ないライカはもっと好きです(笑)
#4万台・1930年(昭和5年)製造のライカI型モデルAです、日本ではライカA型と呼ばれてます。86年も前のカメラが、現代でもフツーに使えるなんて・・・ライカってスゴイですね!!
1849年創業・ドイツの光学機器メーカーのエルンスト・ライツ社は主に顕微鏡等を製造していましたが…1913年に映画フィルム2コマ分を使用する小型カメラをオスカー・バルナックが開発します、ウルライカですね。1923年にはライカ0型(ヌルライカ)を製作し、1925年にライカI型(A)がついに市販されます。
最初のA型には、3群5枚構成のライツアナスティグマット付きでした、その後エルマックス付きとなります。1926年には硝材がゲルツ製の3群4枚構成エルマーに切り替ります、俗に言う・・・旧エルマー付きですね。その後、ゲルツ社はツァイスイコンに大合併してしまうので~硝材の供給が止まり、ショット社の硝材に変わります・・・新エルマー付きと呼び区別してますね。
今回入荷品は、新エルマー付きの普通のA型になります・・・レンズ沈胴固定式で距離計無し(目測)ですが、mtr /メートル表記なので誰でも使えるでしょう!笑。普通のフォーカルプレーンシャッターですので、今でも簡単に普通に使用可能ですよ。オスカー・バルナックが造ったオリジナル・ライカの良さを堪能出来ますね。M型発売時に、大き過ぎると批判されたのも解かりますね~やっぱり、ライカはやはりコレだと仰る御大マニア様も多いです。オリジナルライカのこの大きさこそが~小型カメラと言えるでしょう。
*重要* 今では当たり前・普通に使っている35ミリフィルム(コダック135ね)ですが~1934年にコダック・レチナがパトローネ入り135フィルムと同時発売されるまでは、映画用長尺フィルムを専用カートリッジに詰め替えていたワケです。問題は~古いライカの場合、現在普通に売ってる135フィルムパトローネが入らない(入り難い・出し難い)個体も多い、という事なのです。微妙に形状が異なってるようですね。A型など古ーいライカを購入する際には、注意が必要でしょう(自分で白黒フィルム詰める人は無問題ですけどね)。で、現機は現行の135パトローネがスムーズに入りますし出せました、普通に使えますOKですね。
*注意*当機は全体的には良い感じですが、底板とファインダー上部がリペイント/塗り直してあるようです。明らかに塗りが違う感じ受けますのでね(苦笑)・・・で、お安めに入荷しております。コレを気にしなければ~お買い得ですよ!最近、A型も良い個体が減ってきましたからね。
ボディ外観外装は80年以上も前の黒塗りブラックボディですので仕方ないでしょうが・・・勿論、使用感ありありで角々に塗装剥がれや擦れ多めに有ります。年式を考慮すれば悪い感じではないでしょう。ボディ本体は間違いなくオリジナルペイントのままです、タッチアップして塗り直ししてあるとボテッとしてイヤな感じするのですが~現機はオリジナルのままスッキリしてますね。底板部はたぶん塗り直してあるかと思われます。底にも擦れやペイント剥がれ有りますが~なんとなく塗りが違う感じ受けますね。
全体的には~大傷や当たり凹みなどのダメージは無いようので、悪い感じはしませんね。貼り革もオリジナルのままと思われます、少しの補修痕はありますが綺麗ですよ!
メッキは、ニッケルメッキの時代ですので~薄金色っぽい色です、黒金でカッコイイーですね。ニッケルメッキの状態は不思議と綺麗です、まだ美しい位ですよ!鍍金の剥がれは無いようでして…巻き上げノブや巻き戻しノブ、シャッターダイヤル部のメッキもOKです。刻印の銀象嵌はまあまあで製造番号も綺麗に見えてます。ココの象嵌が取れてますと数字が判別出来なくて難儀しますからね(苦笑)。他の刻印は錆びてる箇所が多いようです。
機関シャッターは全速で作動してるようです。レンズ外れないので、シャッター幕の動きは判りませんが~音でなんとなく判りますね。高速時は細かな精度保証は難しいかと思われますので~ご理解下さいね。シャッター音は元気良い感じです、歯切れ良く動作してます。巻き上げ感触も良い方でしょう。ファインダーも綺麗に見えてます、スカッとしてますね。ファインダー上部は綺麗ですが~たぶん塗り直してると思われます。
レンズ部もまあまあでしょう、沈胴鏡胴部のメッキも擦れはありますがまだまだ綺麗にメッキが残ってますし、ガタもほぼ無いようです。ヘリコイドはスムーズでまあまあ良い感触です、絞りリング動作もOKでした。レンズ内部は確認出来ませんが~前から見る限りは、拭きスレある位です。ヒドイガリ傷では無いので、実用上無問題レベルでしょう。距離指標は…「mtr」メートル表記です、feetフィート換算が苦手な人には良いですね。
YouTubeに動画UPしました、詳細までご確認下さいね。意味無く動画を載せてる訳では無いですよ…フザケてるワケでは無く、細かくチェックして下さいね。写ってる物、そのモノですよ。
説明文だけでは全てはお伝え出来ませんので、動画も載せるようにしております。
各部の状態チェックは勿論ですが~欠品や部品違い等も有るといけませんので、細かな点までよーく見てご判断下さい。動画で写ってる状態での販売になりますので、ご理解下さい。
動画に写ってるモノで、付属品は全てになります。
当店は…外観の傷・擦れ・当たり凹み等、光学系の傷・擦れ・カビ・汚れ・ホコリ・等、シャッター音・巻き上げなどの感触等、が理由の返品不可ですので、動画でよーくチェックして下さいね。
大昔のクラシックカメラとレンズです、完璧な物では無いので、ご理解ご了承頂ける方へ。
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